新年あけましておめでとうございます。             IMG_6850            

かなり出遅れのご挨拶となってしまい
申し訳ございません。
年末年始のイベント報告も全くアップ
出来ておりませんが、無事に成功致しました。

さて、2019年です。
平成の時代も今年幕を閉じ、新たな時代に入ります。
皆さまご一緒に新しい時代も、素晴らしいものに
していきたいと思っておりますので、本年もどうぞ
よろしくお願い致します。

例年通りの振り返りですが、今回は平成最後となる
特別な2018年を振り返りました。

先ず弊社のことで大変恐縮ではありますが、2018年10月22日に
創業15周年を迎えました。あっという間の15年ではございましたが、
15年は実際、長いものです。記念すべき平成最後の15周年となりました。
これまで会社を維持出来ましたのは私達を信頼しお仕事を任せて下さる
クライアントさま、素晴らしいパフォーマンスをして下さる出演者の
皆さまのお陰だと思っております。改めてまして、お礼申しあげます。

イベントビジネスにとりましても様々な影響がありましたが、
昨年は大きな自然災害が目立った年となりました。
大雪、豪雨、台風、猛暑、地震・・・
6月、7月の西日本豪雨は平成最悪となった被害で、多くの地点で
24・48・72時間降水量が観測史上1位となるなど、広範囲で長時間の
記録的な大雨となりました。浸水被害や土砂崩れが多数発生し、
岡山県倉敷市では52人もの方が亡くなるなど、全国で220人超の犠牲者が
出てしまいました。改めましてご冥福をお祈り致します。

異常気象の発生と言われた埼玉県熊谷市では観測史上1位の41.1度に。
7月の熱中症による救急搬送は過去最多の5万4220人におよびました。
夏の炎天下での屋外イベントでは具合が悪くなってしまわれたお客様も
時折見かけました。アテンダーは体温調節をしながら業務を何とか
行えましたが、慣れていないお客様は当然のことだったと思います。

また、記憶に新しい9月に起きた北海道地震では安平町で震度6強、
千歳市で震度6弱を観測しました。道内全ての発電所が緊急停止、
北海道全域が停電しました。もし時期が真冬でライフラインを
寸断されてしまったらと思うと想像を絶します。

スポーツ界では明るく、嬉しいニュースが沢山ありましたこと
良く覚えています。2月の平昌オリンピックでは金メダル4個、銀銅9個
計13個、パラリンピックでは金メダル3個、銀銅7個獲得!
フィギュアスケート男子シングルでは羽生結弦選手が連覇を達成しました。
カーリングの女子日本代表(LS北見)が銅メダルを獲得^^
「そだねー」という掛け声や「もぐもぐタイム」が話題となりました。
イベント業界でもかなり真似していましたね(^_^;)

W杯 ロシア大会ではフランスがクロアチアを下し、20年ぶり2度目の優勝。
日本はラウンド16でベルギーに敗れ、初のベスト8進出はならなかったの
ですが、記憶に残るゴールがありました。
コロンビア戦で大迫勇也が決勝弾。セネガル戦では本田圭佑が3大会連続の
ゴールを決めました!!

そんな明るい話題が2月~6月ある中、同じスポーツ界では悲しくも
不祥事が相次いで発覚していました。
競技団体のガバナンスが問われる事態となりました。
5月には日大タックル騒動、日本大学のアメフト選手が危険なタックルで
関西学院大学の選手を負傷させました。それからしばらく弊社がある
市ヶ谷の日大本部ビル前には沢山の報道陣がいつも待ち構えていて、
道路も路駐車で混みあっていました。第三者委はタックルは
内田正人前監督らの指示で行われたと認定。
そして、8月にはボクシング連盟不正、助成金の流用や審判の不正判定など
数々の疑惑が報じられ、日本ボクシング連盟の山根明会長が辞任しました。
その後、レスリングもありましたね。スポーツは出来なくてもみんな観ること
応援することが大好きだと思いますが、ショッキングな事件でした。
スポーツ指導する側が健全化すればそこから排出される組織のリーダーも
変われる、不祥事は激減するとあるコメンテイターさんが言っていましたが、
その通りだと思えます。勝者ではなく賢者を育てることに重心を置いて
頂きたいですね。子供たちの未来のために・・・


そして、ここ数年、常にこの名前が社会が巡っていた「森友学園」、
財務省の決裁文書の改ざんが発覚して問題になりました。
これを受けて佐川宣寿国税庁長官が辞職しました。
国有地売却を担当した職員が自殺したとみられる事態も含め
政権にとってはダメージは大きいものとなりました。
自ら命を落としてほしくなかったですね。
本当の理由を佐川さんは知っているでしょう、きっと。

次に罪を犯して刑罰を受けたひとがいました。
オウム死刑囚の死刑が7月6日と26日の2回に分けて執行。
オウム真理教の教祖であった麻原彰晃こと松本智津夫死刑囚と
教団幹部ら13人でした。世界中に衝撃を与えた戦後最も
大規模な残虐事件でした。平成のうちに事件が終わったと
ご遺族は思えたでしょうか。大切な家族を失われた、犠牲になったご遺族の
お気持ちを考えると胸の痛む思いです。


2018年の終盤には大手自動車メーカー、
日産のカルロス・ゴーン会長が逮捕。
ゴーン容疑者が、長年にわたり実際の報酬額よりも減額した金額を
有価証券報告書に記載していたと発表しました。

思い起こせば13年前の2005年にはイギリスの「ファイナンシャル・タイムス」
紙で『世界で最も尊敬できるビジネスリーダー』が発表され、
1位はマイクロソフト社長のビル・ゲイツ。2位は、ゼネラル・エレクトリック社のジャック・ウェルチ。そして3位に日本企業からただひとり選ばれたのが、
日産自動車社長カルロス・ゴーン(Carlos Ghosn)氏だったのです。
かつてトヨタと並んで日本自動車業界の2大巨頭として君臨していた日産自動車は上場企業としては史上ワースト記録となる6844億円というとてつもない額の
赤字を計上、倒産の危機に陥っていましたが、その状況を打開すべく、2000年
3月、提携先のルノーから送り込まれてきたのが、カルロス・ゴーン氏!
長年続いた赤字をたった1年で黒字に転換させ、ブランドイメージまでも急上昇させたゴーン氏。カリスマ社長の全盛期が続きました。

流石に日本中が意識していたカリスマ・ゴーン社長は経済誌ではいつも取り上げて
られていました。毎年、沢山の新入社員が日産に入社するたびにそのフレッシュマンへ
向けて伝えた3つのこと、
「モチベーション、意欲」
「ラーニング、学習」
「トランスペアレンシー、透明性」
でした。
「会社にとって最大の財産でモチベーションが日産の原動力だ。
モチベーションなくして何事も達成することはできない。
強いモチベーションがあれば、どんな壁も乗り越えることができるし、
これこそ日産を再生に導いた力だった。すべては一人ひとりの意欲から始まる」
としていました。この1番にあげたモチベーションという言葉が私も好きで、
影響をうけました。


世界では4月に行われた南北首脳会談で韓国の文在寅大統領と
北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が「板門店宣言」に署名。

6月にはアメリカと北朝鮮で、史上初の米朝首脳会談を開催。
朝鮮半島の完全な非核化に向け、金正恩氏の意志を改めて文書の形で
確認されました。2018年は世界情勢も目まぐるしく変化していました。


2018年にあった「平成」を象徴する出来事・・

10月17日、藤井聡太七段が最年少の16歳で
新人王となり、1987年の記録を31年ぶりに更新しました!

平成最後の終戦記念日、8月15日に天皇陛下が追悼の
お言葉を述べられました。

歌手の安室奈美恵さんが引退。引退前日の9月15日には
故郷・沖縄でラストライブが開催されました。

2018.10月1日「平成の大横綱」と呼ばれた貴乃花親方が日本相撲協会を
退職しました。同世代でしたので、最後まで応援したかったのですが、
潔くなのか、多くは語らずに去ってしまいました。

10月6日には築地市場が83年の歴史に幕を閉じました、開業から83年でした。
新市場は豊洲へ。私の父は海運業で築地に会社を置き、取引きで深い縁がありました。
私達も子供のころから築地によく通い、とても馴染みがありましたので、
複雑な思いもあり、残念でした。

様々なことがった2018年ではありましたが、2019年はもうじき新元号に変わります。
新元号元年は弊社16周年を迎える年となります。新たな時代に突入する年になりますが、
常に環境の変化にアンテナを張り、いかなる変化に対しても、リスクは当然のことながら、
チャンスも捉えて迅速に対応していくことが、引き続き必要となってくると感じております。

弊社は今年、新しい事業への取り組みを検討しています。

新事業を展開することにより、どこまでアウトプットを出せるのか
求めれらると思います。挑戦し続けることは、大変なことではありますが
目標を明確にし、成果に繋げられるようTime-boundを常に意識しながら
取組んでいきたいと思っています。

ご案内出来る日が時期に来ると思いますが、楽しみにお待ち下さい。

新元号に変わる2019年の干支はイノシシです。
イノシシのように突き進んでいきたいと思います。
より一層のご愛顧の程、よろしいくお願い申しあげます。


デスティニィプランニング
代表取締役 武本 眞由巳
取締役イベントマネージャー 武本幸江